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  小児歯科

■小児の虫歯の特徴③

神経が侵されやすい小児の歯にはMI治療を

乳歯や若い永久歯は、象牙質が薄く歯の中心にある歯髄腔(歯の神経、血管が入っている)が大きいという構造的な特徴があります。そのため、虫歯が象牙質に広がると虫歯菌が簡単に歯髄腔に侵入していくことができるため、歯の神経に炎症(歯髄炎)が生じます。そして歯髄炎が生じると歯の痛みが強くなり、成人の歯では神経を抜いて治療を行うことになります。

一方、虫歯を削る際に取り残しがないように周辺の正常な部分まで削る、「予防拡大」を行うのが従来の治療法でした。また、型取りをして歯の詰め物(インレー)やかぶせ物(クラウン)を作る場合には形を整えるために(窩洞形成)、現在でも虫歯以外の部分まで削っています。しかしながら、小児の歯は象牙質が薄く歯髄腔が大きいために、虫歯が歯髄腔に達していないにもかかわらず周囲の部分を削ると神経が露出してしまう可能性があります。これに対して、虫歯の部分だけを削って治してしまおうというミニマルインターベンション(MI)という治療法が広まってきています。このMI治療であれば、小児の歯でも神経に影響を与えずに治療を終えることが可能です。

 

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